◆  〜 初 春 の 祭 典 〜  ◆
元旦祭 並 初神楽祭
平成28年1月1日 午前10時

   初神楽祭のご案内
古来より出雲大社に伝わる巫女神楽を奉納する特別祈祷です。 だいこくさまと一緒に初春を言祝ぎ、新玉の “おとしだま ”を頂戴されて、御神縁に結ばれた和楽豊栄と御守護を祈念します。
祈祷開始時間
    ・ご参列は、午前9時45分までにお越しくださいませ。
    ・参列者の御神楽料は、お気持で結構でございます。
    ・どなた様でもご参列いただけますが、参列席のご予約は受け付けておりません。
    満席になり次第、受付終了となりますのでご了解くださいませ。
 お正月の空気を胸にすると、嬉しいような楽しいような心持ちになるのが、日本人の情緒ではないでしょうか。清新な空に初日の出を仰げば「この年も佳き年であるように」と誰しもが祈ることだと思います。古くから「一年の計は元旦に在り」と言われるように、年始は一年の指針を固める、極めて貴重な時間です。 
 出雲大社の信仰には、こうした“はじまり”をとても大切にする特徴があります。それは“はじまり”の以前には必ず理想があり、その理想を実現しようと勇気ある一歩踏み出してこそ“はじまり”という考えがあります。例えば、殻の中に閉じこもっていれば、その殻や保育者が危険から守ってくれます。まさに安全で安心で快適な状態です。しかし、殻の外には出られません。これでは何も始まらないばかりか、肝心の理想すらもない、夢の中の住人です。甘い夢の中で一生を過ごせたならば、幸せかもしれませんが、それには悟入の境地に到達しなければなりません。とても難しいことです。

 大悟の聖人ならいざ知らず、実際に生きている我々は、胸に理想を抱き、その理想に向かって他を圧倒する情念で行動を起こします。その時に踏み出す一歩には、どれほどの勇気や情熱が必要か。また、その若々しく美しい姿には、親近者の共感のみならず、神々の御心にも感応し、御神徳の援けをも与ることでしょう。私達はこのような御神徳を「ご縁」と言い、「お蔭」とも呼んでいます。
 元旦祭・初神楽祭において、神語の祈りを捧げ、だいこく様との御神縁をしっかりと結び、新玉のおとしだまを戴いて、幸栄の縁に結ばれた心豊かな一年となりますことをご祈念申し上げます。また、足元が冷えますので、温かい服装でお越しになりますよう、お待ちいたしております。